「清水さん、髪黒く染めたよ」「あ、うん」「なんで急に染めたの？」「だって…昨日…」髪を染めたての姿で隣に座る不良JKの清水さんは、だんだん声を落とし、少し顔を赤らめて机にうつ伏せになった。その後、僕、本堂大樹が友達と料理ができる女の子と付き合いたいって話をしていたら、翌日いつも授業をサボっていた清水さんと料理教室のペアになった。女の子の手作り料理が食べてみたいって話していたら、なぜか翌日のお昼に弁当を2つ持ってきて、1つを僕とシェアしてくれたりして…