森の中で孤独に暮らしていた少女レイラは、ある時、傷ついた狼の子アンバーを拾い、引き取って家族として暮らしていた。しかし、アンバーが事故で行方不明になってから10年が経つ。ある日、とある町を訪れたレイラは、薬師を探している廷臣に連れられて、冷酷で恐ろしくもハンサムな王、エリアスと出会う。エリアスこそ、かつてレイラが助けた狼の子アンバーそのものだった。レイラの体に残された「伴侶の痕」に気づいたエリアスは、独占欲を露わにし、自分の子供を産めるのはレイラだけ、運命の伴侶だと宣言する。運命が生んだ甘く切ないファンタジーロマンス、待望のコミック化！